起業するなら準備より実践を積んでみる

※まずは実践

事業を起こすときに準備は大切ですが、準備しすぎないようにしています。

準備とは、”ある事にすぐ取りかかれる状態にすること。”
であり、完成させることではありません。

これは事業だけでなく、新しいチャレンジも同じではないでしょうか。

準備に時間をかけすぎてしまうことはよく起こり、私も過去に時間をかけすぎて始めるのが遅れたこと、先延ばしにしたことがありました。

今は、準備を減らして、始めるようにしています。(私なりにですが)

準備に時間がかかる理由

準備は、何かを始める前のことであり、目的の達成にはなりません。マラソンのレースであれば、ウォーミングアップ。

ウォーミングアップをしないで走ればケガをしますが、やり過ぎたら消耗してしまいレースで走れません。

このウォーミングアップをやりすぎる原因としては、不安ではないでしょうか。

私も過去に不安が大きく、準備に準備を重ねて、始めるのが遅くなる傾向がありました。今でも、油断するとすぐに時間をかけすぎてしまいます。

だからこそ、何か始めるときは6割完成で試すことをしており、始める前の準備は反応を確認しながら進めることに時間を使っています。

「6割完成で試す」の記事はこちらを見て頂ければ。

準備は頭の中の想像

準備段階はあくまで想定であり、頭の中でで考えることしかできません。実際に何かを始めると、想定外のことが起きます。

①準備は想定しかできない

私が副業を始めたときの想定外は、時間。

当初イメージしていた時間よりもはるかに時間がかかり、会社の残業はゼロにも関わらず、月間151時間の作業量になってしまい、かなり疲弊しています。

しかも、単価を月額固定にしていたため、時給にすると50円ほど。

これは大きな想定外のことであり、まったく想像していないできごとでした。

②準備で動きが重くなる

準備をすると、考えがかたまってしまい、結果的に動きが重くなることがあります。

例えば、起業するために、●●をして▲▲をして、それから始めるとなれば、工程が増えてなかなか始めることができなくなってきます。

たとえ始めたとしても、色々考えると、素早い動きができません。

特に最初は、想定外のことが起きたり、目の前のことをこなすだけで精一杯になることもありますが、それをひとつずつ解決していくほうが、結果的には早く動けるようになります。

私も、事業を始めたときはとにかく動くしかなく、止まっているヒマもないくらい、動き続けていました。

ただ、これをずっと継続していくことは難しいので、ひとつずつ改善して、いまに至っています。

③先入観

想像が多いと先入観も出てきます。このくらいはしないといけない。これくらいの売上がないといけないなど、イメージが先行することで、結果的にうまくいかないこともあります。

私が副業を始めたときは、突然の依頼から始めたこともあり、準備をまったくしていない状況で始めました。

当時は、副業の内容や価格、やり取りについても、何も決めておらず、まさにゼロからのスタート。(やることくらいは決めることをオススメしますが。)

だからこそ、目の前のことに集中して、事業を始めることができたと考えています。

もし、念入りに準備をしていたら、先入観が入ってうまく事業をカタチにすることができなかったかもしれません。

事前準備を全くしないで取り組むにはリスクは上がりますが、事前準備がなかったからこそ、できたこともあると感じています。

まとめ

準備なしに何かを始めるにはリスクはあります。

ただ、準備ばかりに時間を使っていても、何も進みません。

準備をいくらしても、準備が終わることはなく、完璧にするには時間が足りないのではないでしょうか。

だからこそ、最小の準備で始めて、やりながら改善していくことをおススメしています。

もし、何か始めようと準備していて、あと少しと思うならまずは始めてみていただければ。

【編集後記】
週末は、子会社へ給与計算の引継ぎが終わり帰宅。無事に給与計算から年末調整まで引継ぎが完了。あとは実践していただくのみです。
日曜は、年次決算の仕事と、持続化補助金の書類の再提出。提出から半年近くしてから、修正依頼はキツイ。

【新体験】
きのこの山ホワイトギフト
駐車場の契約

【独立まで61日】

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