②.法人化

法人設立はここから始める!法人の作り方セミナー4~法人を作って終わりじゃない!設立後の資金計画が重要な理由~

こんにちは!手元にお金を残す「超経理」の新井です。

今日は「法人設立はここから始める!法人の作り方セミナー」第4回目です!(前回記事はこちら

法人設立後の資金計画を作る

Step3、「設立後の資金計画を作る」についてのお話です。

実際に法人を設立した後、資金計画も非常に重要になってきますので、今の段階からしっかり考えておきましょう!

ここでは押さえておきたい3つのポイントを説明していきます。

6ヶ月の運転資金を確保しよう!

一つ目。6ヶ月分の運転資金を確保しておきましょう。

まずは、初期投資をいかに抑えるか。

そして、固定費として必ず毎月かかってくるお金がありますので、運転資金をしっかり確保した上で、固定費を固定収入で賄っていける事業を作っていただきたいと思います。

また、法人取引は現金取引が少ないです。基本、翌月以降の入金になりますので、資金繰りにも大きく影響してきます。

そういった意味でも、6ヶ月分の運転資金があると心のゆとりができます。

借入れをして返却実績を作ろう!

2つ目に、借り入れをすること。6ヶ月分の運転資金があったとしても、借り入れをすることをオススメします。

会社を作ったタイミングは、お金を借りやすい時期でもあります。借りられる時にしっかり借りて、返済実績を作りましょう。

借入れをすることで、資金面また精神的にも余裕ができ、安定して事業を回していくことができます。

返済実績があると、いざという時に借りやすくなるメリットもあります。

売上は会社のお金。「給料」で生活を組み立てよう!

3つ目に、給料で生活すること。

個人事業主の時は、売上はそのまま自由に使えましたが、法人になると決まった給料の中で生活しなければいけません。

固定費をとにかく抑えて、無駄な支出を減らしましょう。

給料については、前回説明したように、40万円と決めたとして40万円そのまま手に入るのではなく、3分の1は税金でなくなってしまうことを最初から意識しておいてください。

売上は、基本は会社のお金です。あくまで自分のお金というのは、「給料」です。

その給料の中から、生活費、社会保険料、税金、貯蓄をやりくりしていくことになります。

16万円くらいの手取り額にしようと思ったら、20万円くらいの給料が必要です。30万円くらいの手取り額にしようと思ったら、40万円くらいの給料が必要です。

再度、自分の生活費を確認して、給料をどれくらいにするといいのか考えておきましょう!

結局、

生活水準を上げてしまうと、資金不足パターンになってしまいます。

個人のお金が足りなくなると、会社のお金を使うということになりがちですので、注意してくださいね!

まとめ

ここまでのまとめです!

6ヶ月分の資金は確保
余裕をもって事業に取り組めるよう資金を溜めよう

法人を設立したら、まずはお金を借りる
設立後は借入れをして、実績を作っておこう

給料で生活を組み立てる
会社のお金と個人のお金を別々に管理しておこう

次回は、これまでの「法人の作り方セミナー」おさらい記事です!

スムーズに法人設立を行って、あなたの事業を早く拡大するために、新井と一緒に学んでいきましょう!