3.新規事業と資金計画

アイディアを事業化するための資金計画セミナー3~3か月分の運転資金を確保して財務体質を強化せよ!~

 

こんにちは!手元にお金を残す「超経理」の新井です。

今日は「アイディアを事業化するための資金計画セミナー」第3回目です!(前回記事はこちら

何か月分の運転資金を確保できていますか?

Step2「3か月分の資金確保」についてのお話です。

Step1では、資金繰り表が非常に重要だというお話をしました。

では、実際に資金繰り表を作ったという前提で、次の目標について説明していきます。

 

いきなりですが、ここで質問です。

「皆さんは、何か月分の運転資金を確保できていますか?」

 

新井は、目安として

3か月分の運転資金を確保しましょう!

とお伝えしています。

必要な運転資金は3か月分!その理由

なぜ3か月なのか?ポイントは3つです。

<自社のリスク>
売上が思ったより伸びない、期待していた商品が売れない、病気や怪我で営業が止まってしまう

<他社(取引先)のリスク>
取引先の倒産、仕入れができない、病気や怪我で営業が止まってしまう

<お客様のリスク>
物は売れたが入金がない

3カ月という数字は、「借入金」が関係してきます。

実際にお金がないことに気付いたり、何か対策をしないといけない時、借入金は非常に速い資金調達の方法です。

しかし、どんなに資金調達が強い会社でも、3ヶ月くらいの時間がかかります。

必要書類や手続き、それから入金になりますので、いざという時に借入れができる状態にしておくこと。これはリスクヘッジになりますので、目安として3か月分の運転資金を確保しましょう!

資金を集める方法3つ

次に、資金を集める方法を3つご紹介します。

<補助金、助成金>
メリットは、お金を返さなくてよい。デメリットは、募集時期が決まっており、時間がかかる。また、一旦の支出が必要になります。

<クラウドファンディング>
メリットは、お金を返さなくてよい。金額を自由に設定できる。デメリットは、集客が必要、時間がかかる。また、クラウドファンディングは新しい事業には向いていますが、会社存続のための資金集めという点では難しいです。

<借入金>
メリットは、入金までが早い。3ヶ月程かかるとお話をしましたが、それでも3ヶ月は早いです。デメリットもありますが、資金調達の方法としては非常に堅実で、オーソドックスにできます。

借入金のメリット・デメリット

では、借入金について詳しくお話をしていきましょう。

借入金のメリットは、最短3か月で借入ができる。また、補助金やクラウドファンディングに比べると確実性が高いです。

デメリットとしては、手続きや事業計画書の作成、毎年の決算報告、もちろん返済が必要になってきます。

デメリットもありますが、他の方法に比べるとメリットは大きいと思いますので、今は借入を考えていなくても、将来のために知っておいて損はないと思います。

 

借入金をしたら絶対にやってもらいたいことがあります!

それは、黒字が必達ということです。

黒字を出さないと借入の返済は絶対にできないので、黒字は必達です!

注意していただきたいのが、借入金の返済は経費になりません。

上の図の場合、売上が1,000円、経費が800円なので、利益が200円残ります。あくまでも借入金は、この200円の中から支払いをしなければいけません。

そもそも黒字にならなければ借入金を返済できませんので、絶対に黒字は必達になってきます。

 

また、今仕事をやめたらいくら残るか?というところも意識してください。

例えば、資産が合計600、負債が400だったとすると、その差額の部分が、今、仕事をやめたら手元に残るお金になります。

このように手元にお金が残ればいいのですが、反対に負債が多すぎて手元にお金が残らない!といった状況にならないように気を付けましょう。

事業は継続が前提ですが、自分の身に何かあった時、どうしても事業がうまくいかない時は、会社を辞めるという選択肢もでてきます。

その時に借入があれば当然お金を返さなくてはいけませんので、いざという時に困らないように、資金を貯めていける財務状況を作っていきましょう。

まとめ

ここまでのまとめです!

3か月分の運転資金を早期に作りましょう!

借入金をしたら黒字は必達!資金繰りをしっかり立てましょう!

今仕事をやめても手元にお金が残るように財務体質強化をしましょう!

ワーク:今の資産状況を確認してみましょう!

最後に、ワークをやってみましょう!

今の資産と負債を書き出して、仕事を今辞めるとしたら、お金は残るのか確認してください。

もし、お金が残らない状況であれば、早急に3ヶ月分の運転資金を作り、今仕事を辞めたとしてもお金が手元に残る財務状況に変えていきましょう。

固定資産(売れば現金化できるもの)の部分まで入れてもらうと、残るお金がプラスかマイナスか分かりますので、ぜひ記入してみてください。

 

次回は、粗利の2割貯金についてのお話です。

手元にお金を残る仕組みを作って、あなたのやりたいことやアイディアを事業化するために、新井と一緒に学んでいきましょう!