経費の基準は最初に決めておく

起業・副業を始める前に経費の基準を決めておく。

経費とは、

・経費は、「経常費用」の略称であり、一般的には費用のことである。

・ある事をするのに必要な費用

とあります。

起業・副業であれば、売上を上げるために使ったお金のことと言って問題はないでしょう。

これから起業・副業を始めようとすると、最初に経費がかかります。

・書籍代

・セミナーの参加費用

・コンサルティング費用(受ける場合)など

売上がたっていない段階では慎重に経費を選別できる方でも、売上が上がり出すと、経費の基準があいまいになりがち。

そのため、収入が増えたのに、手元にはお金が不足している場合も多く見かけます。

売上が伸びると、つい油断して使いすぎてしまったり、また稼げばいいと考えがちになるので、起業・副業を始める前に「経費基準」を決めておくことをおススメしています。

「売上につながるか」で決める

「何を経費すればいいか分からない。」

経費の基準をひと言でいうなら、

『その経費は売上につながるか?』

と話しています。

売上を上げるために必要な支出(経費)であれば、経費になります。

●セミナーを開く場合

・セミナーを開くために借りた場所代

・セミナー会場までの交通費

・セミナー用の資料の印刷代

これらは「セミナー売上」に必要な支出なので、経費です。

このように「売上につながるものが経費」と考えると、一番わかりやすくなります。

「経費」で注意したい2つの項目

経費で注意したい項目はどの起業家にも共通する2つの項目が

・旅費交通費

・交際費

基本は、「売上につながるものが経費」になりますので、売上につながれば問題ありません。

しかし、この2つの項目は、結果的に売上につながらない場合もあり、金額も場所や頻度によっては高額になりやすいので、注意が必要です。

旅費交通費

旅費交通費は、

・海外のビジネスを研究するために外国へ行った

・遠方にいる●●さんに会いに行った

として、経費になると考える方も多いですが、

「その海外で売上はいくらですか?」

と伺うと

「売上は今後経ちます」

と言って、何年も売上が経たないこともあります。

また、仕入先や取引先にならないこともあります。

もちろん、ビジネスなので上手くいかないこともありますし、時間がかかることもあるでしょう。

その場合、

・誰(法人)に会ったのか

・何をしたのか?

・どのようなビジネスになりそうなのか

記録として残して説明できるようにしましょう。

記憶というのはどうしてもあいまいになります。

しっかり記録として残し、誰が見ても大丈夫と判断できるようにしておくことで、後から見直したときも、本当に必要なものであったか、次回以降の改善になります。

これは決まった書式はなく、自分のレポートして残しておけば十分なので、記録として残しましょう。

接待交際費

接待交際費も注意したい項目です。

接待交際費を簡単に説明すると

「取引先や事業に関係する者に対する接待や贈り物などにかかる費用」

です。

しかし、接待交際費と主張する中には

・取引先ではない=仕入先でも売上先でもない相手

・事業に関係しない=これまで事業の話の中で出てきていない相手

という場合もあります。

接待交際費は、特に売上が増え始めたときに発生しやすい項目。

どんな相手でも、お酒の席の支出は接待交際費と考えがちです。

しかし、それを言い出せば友人と飲みに行ったときでも接待交際費になってしまいます。

あくまで、上記であるように「取引先や事業に関係する者に対する支出」であることを忘れてはいけません。

特に接待交際費は、

日付、金額に加えて、「どこへ、誰と、何人」で行ったかをしっかり明記しておく必要があるので、ここにも注意が必要です。

まとめ

何事も基準は最初が一番厳しくできます。

起業・副業の年数を重ねるごとにあいまいになったり、甘さが出てくるものです。

旅費交通費や接待交際費は、消耗品などと異なり形としてあとに残りにくいもの。

記録で形にしていくためにも、最初の段階で、しっかり基準を自分で作り、「継続経営」の基盤を作っておきましょう。

【編集後記】

昨日はウルトラマラソンの疲労抜きのために休養でした。

朝から畑作業(土遊び)を2時間ほどして京都へ帰ってきました。

少しずつ、走りたくなっています。

【昨日の息子】

ラーメンを初めて食べました。気に入っている様子で、パクパク食べてくれました。

しかし、いつも食べれるコーンをなぜか嫌がっていましたが。

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