1.起業(独立)

独立まで4年の準備期間は長いか

※早さも大切だけど

独立をするタイミングは人によって違ってきます。

独立を決めてからすぐに独立をされる方もいらっしゃいますし、時間をかけてじっくりと独立をする方もいるでしょう。

私は後者であり、独立するまでに4年の準備期間を得て独立をしました。

独立まで4年

独立するまでにどのくらいの準備をするか、どのように取り組んでいくか聞かれることがあります。

私の実体験として、独立までに4年間かかったことを話すと『準備期間が長いですね』、『計画的にしているんですね』と言われることがありました。

中には、『もっと早く独立するといいですよ』、『思い立ったらすぐに独立しましょう』と言われることも。

ただ、私は独立に不安があったので、ひとつずつ課題をこなし、じっくりと準備をして独立しました。

独立までの4年の間に取り組んだのは次のようなこと。

・自分のお金を知る
・売上を作る
・効率化する
です。

自分のお金を知る

独立の準備を始めるときに最初に取り組んだのは、『自分のお金を知る』こと。

15歳からお金の記録(経理)をしており、お金の把握はしていました。

これに加えて、今後の収支がどのように変化していくか詳細に把握するために、資金繰り表を月次で作り、『何にいくらのお金が必要か』洗い出しています。

お金は独立でいうと守りの部分。

独立する前に守りを固めることで、攻めである売上にどのくらい力が使えるか、いつまでに売上を作らないといけないか見えてきます。

売上を作る

守りを固めたら、まずは売上を作ることを優先しました。

私が日々取り組んでいる経理は、生きるために必要なこととはいえ、お金の経理だけでは売上が増えることもなく、売上ゼロであれば経理も始まりません。

私は会社員の経験が長く、会社員でも経理をしていたので、何かを売る、サービスを作る経験がなかったため、最初は売上を作ることに取り組みました。

最初に売上を作るために取り組んだのは、セミナー。

自分でやってみたかったセミナーに力を注ぎ、セミナーを開催しています。

自分で最初に売り上げた金額は、1,000円。

大きな金額ではないものの、初めて自分で稼いだお金、給料とは違った重みがあったことを今でも覚えています。

ここから、経理顧問の売上を作り、今は個別コンサルティングやメールコンサルティングもメニューとして出しています。

効率化する

独立するならひとりで仕事をすると決めていたので、売上を立てたら効率化に取り組みました。

経理の効率化、事務作業の効率化など、バックオフィス業務の効率化はもちろん、売上を伸ばす方法も効率化しています。

ひとつの仕事をどのように展開していくか、仕事の転用ができないかなど、ひとりで仕事をしていく上で効率化は欠かせません。

セミナーも、セミナーをするだけではなく、ビデオ録画をして他のことにも利用しています。

早い方がいいか

独立は早い方がいいか、それともじっくりと時間をかけた方がいいか。

早い、遅いで言うと早いほうがメリットは大きいと言えるでしょう。

ただ、人によっては、時間をかけてじっくりとかけたほうが、時間をかけたほうが独立に進みやすい場合もあります。

私のように、じっくりと考えるタイプなら、焦って独立するよりも、時間をかけていくほうがいいのではないでしょうか。

独立は、早く独立するメリットと、自分の気持ちが整う時期の両面で考えて決めましょう。

独立した後の時間のほうが長いので。

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araihirofumi
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経理のフリーランスとして仕事をしている「超経理 新井」です。 資金繰りを通して、お金の診断を行い、手元に残るお金を増やすサポートさせて頂いています。 今のお客さまの中には、1年で売上が6倍、手元に残るお金が10倍になったお客さまもいます。 「攻めたい社長」に並走できる、経営の分かる経理マン。会社の財務基盤を強くする専門家。 ✓毎月のお金の心配から解放されたい…! ✓経理業務の煩わしさを何とかしたい…! ✓社長が本来すべき、未来をつくる仕事に専念したい…! そんなあなたに、客観的に数字に向き合い、タイムリーな財務情報の提供を通じて、テンポの良い意思決定と強い経営基盤づくりをサポートしています。 地味で面倒に思われがちな経理業務ですが、数字が見えているからこそ積極的に経営に係われるはず…!そんな思いを込めて「超経理」と名付けました。