先日、「小布施見にマラソン」に出てきました。
この大会は、速く走るよりもマラソンをゆっくり楽しめる大会です。
もしあなたが、
・仲間と一緒に走りたい
・美味しいものを食べながら走りたい
・初めてのハーフマラソンに挑戦したい
そんな想いがあるなら、ぜひ出てほしい「小布施見にマラソン」(ハーフのみ)。
この大会の制限時間は、なんと5時間。
1kmあたり14分13秒でも完走できる大会です。
フルマラソンをサブスリーで走る私が、あえて3時間41分かけて楽しんだ、小布施見にマラソンを紹介します。
タイムではなく、仲間と“楽しむ”ためのマラソン
これまで出場してきたマラソンは、自分のタイムを追いかける挑戦の場でした。
スタートしたら、それぞれのペースで走り、仲間とはゴールで再会する。
それが当たり前のスタイルだったんです。
でも、小布施見にマラソンは違います。
「みんなで走る」「一緒に盛り上げる」ことに取り組めた大会です。
今回はラン友さん6人で祭りの衣装に仮装し、沿道の人やエイドのスタッフ、応援してくれる人たちと笑顔を交わしながら走りました。
同じペースで走って、同じ景色や時間を共有できたのは本当に新鮮で、心から楽しい時間でした。
「速さではなく、一緒にいる時間を楽しむ」
そんなマラソンを知りました。
走る人も応援する人も、全員が主役
小布施見にマラソンの一番の魅力は、走る人だけじゃなく応援する人も一体になれるところ。
仮装して走る方がほとんで、出場するランナーも沿道をわかせて走ります。
それにより沿道からたくさんの声援をもらえますし、こちらも「ありがとう」と手を振って応援を返せます。
ただ走り抜けるのではなく、
「一緒に楽しもう!」と声をかけ合うことで、町全体がひとつになる感覚でした。
私のチームは初めての仮装でしたが、コスプレ部門で3位に入賞できたことも嬉しい思い出です。
走りながら「応援する人を祝う」というのは、他の大会にはない特別な体験でした。
美味しいもの、温かい人、心に残る時間
小布施見にマラソンは、ただのハーフマラソンではありません。
コース上には地元の美味しいフルーツやスイーツが並び、レース中に立ち止まって味わえるのも楽しみのひとつ。
食べて、笑って、走って、応援されて、応援して――
気づけば心も体も元気になっている。
これこそ、マラソン本来の魅力だと感じました。
「タイムを競うだけじゃないマラソンがあってもいい」
そんなふうに思える大会でした。
もし、走ることをもっと自由に楽しんでみたい方がいたら、ぜひ小布施見にマラソンを体験してもらえたら。