「速く仕事をこなす」というと、雑になりそう…と思われるかもしれません。
でも実は、“速さ”はビジネスにおける大きな信頼と成果を生む武器になります。
今回は不動産契約を例に書いていきます。
速さは信頼につながる最大の武器
仕事において「正確さ」はもちろん大切です。しかし、それと同じくらい、あるいはそれ以上に「速さ」は武器になります。
例えば、不動産契約なら申し込みから契約に至るまで、どれだけスピード感を持って動けるかが非常に重要です。
早い者勝ちの不動産はスピードで負けると、買うことができなくなるからです。
仕事であれば対応が早いだけで信頼され、「この人に任せたい」と選ばれることもあるもの。
速さは、結果として信頼と成果を引き寄せる力を持っています。
主導権を握るために、期限と順序を提示する
不動産契約のように「仲介会社など相手がある仕事」では、自分のペースだけで進めることができない場面も多くあります。
過去にも、相手の業者がなかなか動かないということがありました。
こうしたときに有効なのは、自分から順序と期限を提示することです。
・何をすればよいか
・それをいつまでにやるべきか
・このタイミングで動かないとどうなるか
こうした情報を相手に明示することで、相手も動きやすくなりますし、仕事全体が前に進みやすくなります。
また、相手のやり方に合わせすぎると、自分のペースが乱れてしまいます。
受け身ではなく、「自分が主導権を持って動く」姿勢が重要になってきます。
速さを支える「日頃の仕組みづくり」
とはいえ、スピードは場当たり的に出せるものではありません。
日頃から「速く動ける仕組み」を整えておくことが鍵です。
私が実践しているのは、あらゆる行動をリスト化すること。
たとえば…
・引っ越し → 「引っ越しチェックリスト」
・契約 → 「契約時やることリスト」
・マラソン出場 → 「準備・持ち物・当日の流れリスト」
このように、文章ではなくリスト形式にすることで、迷わず順番に進めることができる形にしています。
リストは文章よりも素早く、視覚的に分かるメリットがあるので、おススメです。