止まっても、歩いてもOK!「マラソン=止まっちゃダメ」の思い込みを手放そう

1. PCやカメラを持って走る井ノ上さん

先日、効率化コンサルタントの井ノ上さんとランをしてきました。
井ノ上さんは、効率化コンサルタントであり、税理士、カメラマンでもあります。

フルマラソンのベストライムは、「3時間42分58秒」。
その練習方法を伺ってみると、非常に興味深いものでした。

「ランは、移動手段」

という考えてインターバルやペース走は全くせず、PCやカメラを持って走り、気に入った風景を撮りつつ楽しむスタイル。

井ノ上さん曰く、「止まるのも練習のひとつ!」とのことです。

確かに、フルマラソンでは、「止まったら負け」「歩いたらダメ」と思いがちですが、実はそんな決まりはありません。

レース本番でも、練習中でも、時には立ち止まったり、歩いたりしてもいいです。

私自身もレース中にエイドで止まって、カツ丼を食べたり、ラーメンをすすったり、地元の方の応援にしっかり応えたり…。

苦しい場面では、あえて歩いて体力を回復させることもあります。それでも42.195kmはちゃんと“完走”できます。

完璧に走り切らなきゃいけないと思うと苦しくなりますが、「自分のペースで、楽しみながら進む」ことも、マラソンの醍醐味のひとつになります。

 

 

2. ランは“移動手段”にもなる

実は、ランニングはトレーニングだけじゃなく、移動手段としてもとても優秀です。

私も会社員時代、片道7kmの距離を“通勤ラン”していました。

電車だと1時間かかるのに、走って行くと約40分。混雑や乗り換えのストレスもなく、心も体もスッキリして出勤できました。

先日レインボーブリッジを一緒に走った井上さんも、ランを移動手段にしている方。

PCをリュックに、一眼レフを首にかけながら走るというスタイルで、移動そのものを楽しんでいます。

途中で写真を撮ったり、景色を楽しんだりしながら、マラソンと日常を自然に繋げている姿がとても印象的でした。

 

3. フルマラソンのハードルを下げよう

「フルマラソンはずっと走り続けないといけない」「歩いたら失格」そんな思い込みがあると、なかなか挑戦する気になれないかもしれません。

でも実際には、止まっても、歩いても、楽しみながら完走できます。

むしろ、途中で景色を楽しんだり、エイドで美味しいものを味わったり、応援に応えたりすることで、マラソンの楽しさは何倍にも広がります。

走ることをもっと自由に。

ちょっとしたお出かけや通勤に走ってみることで、気づけば「フルマラソンに挑戦してみようかな」と思える日が来るかもしれません。

まずは“止まってもいい”という感覚を持つだけで、世界は変わります。

 

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