「これさえやれば、すべてうまくいく。」
そんな魔法のような方法を探しても、見つかることはありません。
仮に、それがあったとしても、それを見つけるのは複数のことを試したからではないでしょうか。
もしひとつの答えがあるとするなら、複数のことを同時に試しながら、自分に合ったやり方を見つける方ことが、成果につながる近道と感じています。
ひとつのことだけでは結果が出にくい理由
最近始めたダイエット。これも「食事だけ!」、「運動だけ!」では上手くいきません。
運動でも、筋トレ、無酸素、有酸素など、複数のことを組み合わせるからこそ、上手くいきます。
仕事も同様で、「この方法だけやっていれば必ず売れる」という単一の正解はほとんどありません。
営業、商品づくり、サービス提供、それぞれを組み合わせて、ようやく全体の成果が積み上がっていくものです。
だからこそ、「一つだけに絞る」のではなく、いくつか同時に行動してみることが重要だと思います。
複数のチャレンジで広がった成果
実際、私自身もいくつかの活動を同時に取り組むことで、思いがけない形で成果が生まれてきました。
たとえば、マラソンをテーマにした活動から仕事につながったり、セミナーをきっかけに新しいお客様と出会えたり。
また、既存のお客様からの紹介が、新しい売上を生むことも少なくありません。
ひとつの手段だけに頼っていたら、ここまで広がりは生まれなかったはずです。
「まずは試してみる」「とりあえず動いてみる」という行動の積み重ねが、結果につながってきました。
とりあえず試すときに大事にしたいこと
新しいことを始めるとき、どうしても「これなら必ずうまくいく」という方法を探しがちです。
ですが、実際はやってみないとわからないことばかり。
だからこそ、複数のことを同時に動かしてみて、その中から成果が出るものを見つける方が現実的です。
このときに意識したいのが優先順位です。
優先順位というと、効率や利益を基準に選ぶイメージがありますが、私はまず自分が興味を持てることから始めることを大事にしています。
興味があることなら、自然と行動が続きますし、前向きに取り組めます。
逆に、興味が湧かないことを無理に続けようとすると、どうしても途中で手が止まりやすくなります。
もちろん、やらなければならないことを続ける場面もありますが、長い目で見れば「好きなこと・興味のあることを優先するほうが行動量が増えて成果につながる」と感じています。
完璧な方法を探すよりも、まずは複数のことを動かしてみる。
そして、自分の興味を頼りに優先順位をつける。
それが、結果的に一番の近道になるのではないでしょうか。
何か始めるときは、複数の方法を同時に「とりあえずやってみる」ことから始めてみてください。