「高校って、なんとなく行くものじゃないの?」
「将来のことなんて、まだわかんないし…」
そう思っている中学3年生の方や親御さんへ。
部活に夢中で、勉強はちょっと苦手。
進路のことを考えろって言われても、ピンとこない。
そんなふうに感じているなら、ぜひ読んでみてください。
実は、「お金のこと」を知ると、
キミの“未来の選び方”が少しだけ変わるかもしれない。
この記事では、
✔ お金の本当の役割
✔ 職業によって変わる収入のリアル
✔ 高校選びが未来にどう影響するのか
を、私自身の体験を交えてわかりやすく伝えています。
「自分の未来を自分で選べる人」になるために必要なことを書いていますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
自分で選べる未来を手に入れるために
「お金ってなんのためにあると思う?」
きっと多くの人が、「ゲームを買うため」とか「お菓子を買うため」って答えるかもしれない。
もちろんそれも正しい。
お金があれば、欲しいモノを買うことができる。
でも、大人になってわかったことがある。
それは、お金って、『将来の選択肢を広げてくれるもの』ということです。
私の体験談
実は、私は本当に行きたい大学があったんだけど、金銭的な理由があり、行くのをあきらめたことがある。
やりたい陸上であったものの、強豪校に入り、下宿をするのは本当にお金がかかることだと思った出来事でした。
色々調べてみると、関東の有名大学に留学生として来ている人は、スカウトに認められえる実力だけではなく、金銭的にも裕福じゃないと日本に来ることはできないということ。
当時の記憶では、アフリカの平均月給って日本円にすると、月給7,000円。
普通なら日本までの飛行機代だって出せるはずがないです。
やっぱり、お金がないとやりたいこともできないと思った、大きな出来事でした。
だからこそ、ぼくは子どもながらにこう思った。
「お金があれば、もっと自由に生きられるんじゃないか」って。
もちろん、お金がすべてを解決するわけじゃない。
でも、少なくとも、お金があれば「やりたいことを選ぶ自由」が増える。
お金があると、選べる
お金があるというのは、選択肢が増えること。
高校だって、大学だって、そう。
学力も同じで、勉強ができれば、選択肢は増える。
「本当は行きたい高校がある。でも学力が足りないし、勉強が苦手だから…」
って思ってあきらめる人もいるかもしれない。
でも、あとになって後悔するくらいなら、今少しでも動いてほしい。
自由に選ぶのと、制限された中から選ぶのでは、その後の人生の楽しさやワクワク感が全然ちがうから。
選ばれる側じゃなく、選ぶ側に
私は、自分が選びたくても選べなかった経験をして、
「将来は、自分で選べるようになりたい」と思った。
だからこそ、今こうして“稼げる力”を身につけようと行動しているし、
それを次の世代にも伝えたいと思っている。
もし、この記事を読んでいるキミが、
「今の自分に自信がない」とか「将来が見えない」と思っていても大丈夫。
大切なのは、
「お金って、未来の自分を助けてくれる道具なんだ」って気づくこと。
その一歩が、キミの人生を大きく変えるかもしれない。
職業と年収の例
分類 | 職業例 | 平均年収(目安) |
---|---|---|
アルバイト | コンビニ店員、飲食店スタッフ | 月10万〜15万円(年120〜180万円) |
中小企業の社員 | 一般事務・営業・製造スタッフ | 年300〜400万円 |
大企業の会社員 | 総合職(営業・技術・企画など) | 年500〜700万円 |
専門職 | 看護師、介護士、電気工事士、美容師 | 年350〜550万円 |
国家資格の専門職 | 税理士、建築士、システムエンジニア | 年600〜800万円 |
高度専門職 | 弁護士、医師、公認会計士 | 年1000万円前後〜 |
トッププロ | プロテニス選手、プロ野球選手 | 数千万円〜億単位 |
この表で分かるように、世の中にはいろんな仕事があって、どの仕事を選ぶかで「もらえるお金(年収)」が大きく変わる。
アルバイトで月10万円くらいの人もいれば、専門職や国家資格をもって年に600万円以上稼ぐ人もいる。大企業の会社員は安定して高めの収入があるけど、そこに入るには勉強も必要だし、スキルも求められる。
逆に、「特に学ばない」「なんとなくで選ぶ」と、選べる仕事や収入も限られてしまうかもしれない。
つまり、今の努力や選択が、将来の「自由さ」と「収入」に大きく影響するってことなんだ。
高校進学は“未来への準備”──勉強だけじゃない、「本気になれること」が見つかる場所
中学3年生の今、「高校どうしようかな…」って悩んでいる人も多いと思う。
部活ばっかりで勉強してこなかったし、「とりあえず入れるとこでいいか」って考えるのも、すごくわかる。
でもちょっとだけ立ち止まって考えてみてほしい。
高校って、ただ通う場所じゃない。
将来の仕事、そして「どんな人生を送りたいか」を決める、スタート地点なんだ。
高校によって、未来が変わる?
高校にはいろんな種類がある。
進学を目指す高校、就職に強い高校、専門技術を学べる高校。
どこを選ぶかで、「将来、どんな道が選べるか」が変わってくる。
たとえば大学に行きたいと思っても、進学に力を入れていない高校を選ぶと、チャンスを逃すことがある。
逆に、手に職をつけて働きたいなら、専門的な高校を選んだほうが強みになる。
ぼくの体験:本気になった部活が、人生の力になった
ちなみにぼく自身は、「陸上で日本一になりたい」という夢があって、陸上推薦で高校に進学した。
実家を離れて寮生活。最初は慣れないことばかりで大変だったけど、それ以上に得たものが大きかった。
たとえば──
・あいさつ、礼儀
・仲間と支え合う気持ち
・負けたくないって思える情熱
・大きなプレッシャーに勝つメンタル
・感謝の心
こうした力は、社会に出てからもすごく役に立ってる。
「何のために高校に行くか」を考えてほしい
高校って、勉強だけする場所じゃない。
でも、だからこそ、「自分はこれをやりたい!」って気持ちを持って入ることが大事なんだ。
勉強でもいい。部活でもいい。技術を学びたいでもいい。
大切なのは、「なんとなく」じゃなくて、「自分で選んだ」という気持ちで高校生活をスタートさせること。
まとめ:「本気になれる場所」が、未来をつくる
高校3年間をどう過ごすかで、そのあとの人生が本当に変わる。
ぼくは陸上に本気で向き合ったことで、自信がついたし、人としても成長できた。
あの3年間が、今の自分の土台になっている。
もし君が、「何となく」で高校を選ぼうとしているなら、
一度立ち止まって、「自分は高校で何をしたいか?」を考えてみてほしい。
高校は、未来の自分に投資する場所。
君にとっての“本気になれる場所”を見つけてほしい。
まとめ:自分の未来は、自分で選べる。だから、今こそ考えてみよう
お金って、ただモノを買うためだけじゃない。
『自分のやりたいことを叶えるための“道具』なんだ。
そして、将来どんな仕事に就くか、どれくらい稼げるかは、
君が「どんな高校に行くか」「どんな準備をするか」で大きく変わってくる。
今はまだ、「やりたいことなんて分からない」って思ってるかもしれない。
それでも大丈夫。
大切なのは、「なんとなく」で終わらせないこと。
ちょっと先の自分を想像して、“今、何を選ぶか”に向き合ってみること。
その小さな一歩が、君の未来を大きく変えていく。
「自分で選ぶ力」は、人生の土台になる
私自身も、高校を選び、大学へ進学し、そして社会に出る中で、
年々「自分で考えて選ぶこと」の大切さを感じてきた。
それと同時に、選ぶことの“難しさ”もどんどん増していった。
社会人になれば、自分の選択は、自分だけじゃなく、
家族やお客様、結婚すればパートナーや子どもにも影響を与える。
でも、中学生の今は、「自分のことだけ」を考えればいい。
つまり、人生の中でもっとも“自由に選べる”時期なんだ。
だからこそ、失敗を恐れずに、自分で考えることを「練習」だと思ってやってみてほしい。
未来は、今の選択の先にある
君にとっての「本気になれること」は何だろう?
それがまだ見つかっていなくても、「見つけよう」と決めたその瞬間から、君の人生は動き出す。
自分の未来は、自分で選べる。
君の一歩が、君の未来をつくる。